抗がん剤の副作用の症状とは|辛い症状を避ける方法

がんの種類によって違う

看護師

胃がんと肝臓がん

日本で最も多いとされているがんは、胃がんと肝臓がんになります。どちらも抗がん剤の治療を受けることができますが、薬に含まれている成分や副作用の症状が異なります。それぞれどういった成分が含まれているのか、どのような副作用が起こるのかご紹介します。
まずは胃がんです。胃がんは、抗がん剤が効きづらくて副作用も多いといわれていました。しかし、シスプラチンなどの登場によって治療法が大きく変化してきています。なかでも注目されているのは、抗がん作用を持っているテガフールとその作用の効果を上げるギメラシル、副作用を軽くできるオタレシルカリウムという抗がん剤を改良したものがあります。しかし、口内炎や発疹、色素沈着などの副作用が起こります。
肝臓がんは、分子標的治療薬や経皮的肝灌流化学療法などの抗がん剤を使用して治療を受けます。分子標的治療薬は、抗がん剤の一種ですが従来の抗がん剤の作用とは異なる点があります。がん細胞のみを持つレセプターやタンパク質の異常にだけ集中的に作用します。副作用は、黄疸や肝機能障害が起こることがあります。そのため、定期的な肝機能検査が必要です。経皮的肝灌流化学療法は、肝臓がんの抗がん剤の中でも、肝臓のみに投与して効率よくがん細胞をやっつけることができます。また、正常な細胞に抗がん剤の影響を与えにくいので副作用を軽減できる療法といわれています。
今回は、胃がんと肝臓がんについてご紹介しました。他のがんによっても薬の種類や副作用が異なるので、治療を受ける前に確認しておいたほうがいいでしょう。